わりと絵心のない僕がわりと本格的絵心教室を触ってみる(前編)

という事でDLしましたわりと本格的絵心教室(前期)。
海外で既にDSiウェアでリリースされている、
Art Academyというソフトの日本語ローカライズ版だそうです。
これ、どういうソフトかといいますと、
下画面をキャンバスに見立てた、鉛筆、水彩画ツール
とでもいいましょうか。以下の動画を見てもらえれば
どんな感じか判ると思います。
これだけ見ると、非常に敷居が高そうなイメージを
持たれるかもしれませんが、
このソフト、絵心教室の名を冠する通り、
ビンス爺が絵画のイロハから教えてくれる
懇切丁寧なレッスンモードも付いております。
使うツールは以下の3つ。
これらのツールは最初から全部使えるわけではなく、
レッスンの進み具合によって順次機能解放されていく形となっています。



ということでレッスン1開始。

最初は鉛筆画の基礎との事。
大きな○を描き、影やリンゴのヘタなんかを描いていきます。
そして出来上がったのがこちら。

…我ながらこの先不安になってきます。
気を取り直してレッスン2。

この項では絵の具を使って海に映る夕日を描きます。
まず青い絵の具でバババッと水面を描き、同じようにバババと夕焼けを描きます。
その後黄色で太陽と水面に映る光を描いて完了。

レッスン3。リンゴの木と草原。

鉛筆で木の幹や枝葉を下書きした後ペタペタ色を付けていきます。
所々影を付けたり草花を描いて完成。

少しは見られるようになってきた、かな?
レッスン4。今度は静物を鉛筆画で。まずは洋梨。

ここから実写のモチーフが登場。グリッド表示も可能になりちょっとやりやすくなる。
大まかな輪郭を描いた後、鉛筆の濃さなどを変え、影を付けます。
そんなこんなで爆弾が完成。

ここからミニレッスンというのが登場。最初に完成系を見せて
ある程度好き勝手にやってみろと爺に突き放される。
お題ははパプリカです。

同じような手順でサッサッと描く。グリッド表示ほんと便利ね。

『おれはパプリカを描いたと思ったらカボチャが出来ていた。』
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが(略
レッスン5。今度は静物に色を付ける。

鉛筆で下書きをした後、色をペタペタ。
影とか白い部分とかチマチマした部分が多い。ここでズーム機能のお世話に。

今回のミニレッスンはリンゴと桃。

ムズい。マジでムズい。無理ゲーだぞこんなん。
質感が違う物複数あるとこんな違うのか。

そして前期ラスト。レッスン6
今度は風景画。波を描きます。

これはさっきと比べると幾分ラクチン。
色を変えつつ波のラインに沿ってサッサッと描く。
最後に波しぶきとか微妙な光沢を整えて完成。

最後のミニレッスンはヨットと海。これもムズい。

海面の書き方とか細かい説明無いとわかんねえよ。
とりあえず写真とお手本を見比べつつ出来る範囲で模写。グリッド万歳。

以上駆け足で前期レッスンを紹介したわけですが、
いやー久しぶりにこういうソフトで遊ぶのは楽しいですね。
レッスンのお題の出し方も割と巧妙。
最初は粗いモチーフ。進むにつれて緻密な物や絵画っぽいモチーフを出して
完成した絵を最初から並べると自分がすげー絵が上手くなった様な気にさせるような。
アンドゥ機能が無い事や、ドット単位での修正が難しい事等、細かい点で不満は残るものの
鉛筆から水彩まで色々出来る多機能ぶりは大した物です。
フリーモードを選べばDSで撮った写真なんかをモチーフに自由に描く事も出来るので、
そこそこ絵が描ける人でも満足の出来では無いでしょうか。
前期だけなら800円と値段もお手頃。オススメです。
そして調子に乗りつつ後期もポチってしまうワタシ。

次回ガチンコ絵画クラブ後編!
風雲急を告げる絵心教室。果たして上級編の内容について行けるのか!?
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| | | |To BE CONTINUED... >
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