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実録WJ「地獄のど真ん中」(別冊宝島 プロレス地獄変)を読んでみた

極々一部の層(主に2chプロレス板)で話題となっている本があります。
その名は、プロレス地獄変。
過去の別冊宝島に掲載されたプロレス漫画5編+書き下ろし1編が収録されています。
TS2A0025.jpg

闘う男たちの「光と影」を描くプロレス劇画の決定版と銘打たれ、
アンドレ阿修羅原はぐれ国際軍団ハンセンvsアンドレ等の舞台裏を、
プロレススーパースター列伝原田久仁信氏が描く本書において、
目玉かつ最も異彩を放っている作品が、知る人ぞ知る伝説のズンドコ団体
WJプロレスの旗揚げから崩壊までを描いた、実録WJ「地獄のど真ん中」前後編です。
(前編は本書書き下ろし)

この本の巻末に出版社サイドで書かれたと思われる
登場人物の紹介があるのですがその紹介がまた厳しい。容赦の欠片もありません。

佐々木健介
(新日本からWJへ引き抜き交渉の際)永島から明智光秀の本を渡され大困惑。(画像1)

越中詩郎
「契約金の返還」「ギャラ現金払い」を主張するなど
ガチなキャラクターとして描かれる。(画像2)

藤波辰爾
優柔不断の新日本社長。
軸のブレが凄いさまから「コンニャク」「オデン」と呼ばれた。(画像3)

永島勝司
通称「ゴマシオ」。その脇の甘さは天下一品。

この話、当のWJの専務であった永島勝司氏の視点から(真偽の程はさておいて)
語られているのでありますが、本来は悲惨なはずのこの話、
各登場人物の憎めないキャラ、アクの強いリアクションによって、
哀愁とシュールさが交じり合うなんともいえない独特の、それでいて妙にクセになる
読み口となっています。

・長州さんに元気を語る永島さん(画像4)
元子夫人の策略におののく永島さん(画像5)
・能天気にギャラを要求する長州さんとそれを叱る永島さん(画像6)

そして頑として自分の考えを曲げようとしない長州さんに対しての
永島さんの心の台詞、
「カ……カテエ……!! まるで溶岩石のように

凝り固まった長州のアタマ!」


TS2A0018.jpg
このフレーズがプオタのハートを鷲掴み。2ch等による口コミから一気に大ブレイク。
プロレス界に流行語大賞があるならば、間違いなく
今年の大賞候補№1だったのかもしれません。
本業のプロレスではただの一度も「ど真ん中」に居座る事ができなかったWJ。
このような形で話題のど真ん中を突っ走る事になるとは皮肉なものです。

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話題が中心になるかと。

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