別冊宝島 80年代おもちゃ大全を読んでみた

先日、書店を覗いて目に留まったこの一冊。
こんな懐古厨一本釣りの表紙を見せられたらもうね。
30過ぎのおっさん的には買わない訳にはいかないでしょうがと。
別冊宝島ってのはここ見ても判るように、毎月凄い勢いで
幅広いジャンルの本を出してる訳で、たまにこういうのも引っかかるから面白い。
巻頭はタミヤの前ちゃんとメカニックマンのミニ四駆&RC談義。いきなりツボ突いてきたね。
当時のタミヤには宣伝部門が無かったので制作部署の本人が仕方なく広報を兼ねたとか
RCカーグランプリ(テレ東制作)の放送日に大島の三原山噴火があって、他の局はどこも
火柱が上がる大島を報道してたのにテレ東だけはラジコンが走ってたとか
ミニ四駆の大会参加者が今ではF1のエンジン作ってるとか
興味深い話が色々。
残りは基本的に80年代おもちゃ関連の紹介とそれぞれの歩みとか。
ルービックキューブ、ゲームウォッチ、ガンプラ、チョロQ、キン消し、
ゾイド、トランスフォーマー、ビックリマン等、現在30~40歳くらいの人間には懐かしい物がズラリ。
読んでくと、個人的に興味を無くしちゃった後でも、まだしばらく続いていたんだなぁ、てのが
ちょくちょくあって面白い。ビックリマンとかキン消しとか主にコレクション物で。
所々に挟まれる漫画は、当時コロコロでミニ四駆改造マンガを載せていた越智善彦氏が描いてます。
何かおぼろげながら覚えてる気がする。
とりあえずオッサン連中は買って暇が潰せる一冊ですね。巻頭対談だけでも元は取れた気がします。
※ちょっと検索してみたらこの本は2007年に発売された、
「80年代こども大全」という本の改訂版らしいですね。
それ持ってる人は特に買うことも無いかも。