超クソゲー3を買ってきましたよ。

1998年、一冊の本が世に生まれました。その名も「超クソゲー」。
軽妙な文体で語られる迷作、奇作の数々、及びそんな作品が出るに至った裏事情などなど
当時ゲーム雑誌といえばファミ通くらいしか見ていなかった私には大変衝撃的な一冊でした。
「愛すべきクソゲー」という価値観を私に植えつけてくれたのもこの本です。
そんな超クソゲー、2000年に「超クソゲー2」が発売されて以降、スピンオフ的な作品はたまに出るものの、
本編に関しては今年に入るまでご無沙汰であったのですが、
今月の初め、超クソゲー1と2の選りすぐりのエピソードに書きおろしと追加した
「超クソゲー1+2」を先陣に置き、先日遂に最新版である「超クソゲー3」が発売されました。
当然買いましたよ。ええ。
前作から10年以上の月日が経った事もあり、
今回はPS2以降のハードでリリースされたゲームが対象となっています。
挙げられているタイトルは様々。クソゲーオブザイヤーに載るような作品から、
え、何でコレが?と首を傾げられそうな隠れた、または隠れていない良作まで。
いいんです。世間の定義はさておきこの本での「クソゲー」は
「良くも悪くもどっか突き抜けたゲーム」を指しているのですから。
あのメタルウルフカオスをクソゲー本の表紙に使うなんて許せん!って人は
とりあえず読んでみて欲しいの。ベタ褒めだし。
その他のゲームに対しても安易なコキ下ろしはせず、どこか愛を持って書かれている辺りが
私がこのシリーズを好きになっている理由ですね。
どこぞのゲハブログなんかは彼らの爪の垢でも煎じて飲めって感じです。
追記。この本の発売記念としてUSTREAMにて
超クソゲー1+2および3に収録されたソフトの実演トークイベント的なものも行われてます。
興味のある人はこちらもどうぞ。
『超クソゲー3』発売直前(?)SP
超クソゲー3』発売直後SP